新入社員の早期離職防止には何が必要?
一昔前までは終身雇用が当たり前という考えがありましたが、最近の若者はそういった考えもなく、ステップアップの最初の企業として入社を考えている方も少なくありません。
そのため離職も厭わず、早期退職を願い出る20代前半の若者が多いです。
しかし会社にとってみれば、せっかく育ててこれからという時に離職されるのは大きな痛手です。
会社側にとって早期離職を防止するには、どんな対策が必要か、いくつかの対策案を見ていきましょう。
・モチベーション対策
まず一つがモチベーション。
会社にとどまることで、どんな未来が見えるのか、どのような待遇を得られるのか、具体的に示すことが新入社員の離職低下に手つながります。
例えば30代でこんな役職になれる、これぐらいの給料が得られるなど。
仮に上の世代の社員がダブついていて、昇進の見込みがないとなるとモチベーション低下につながります。
少人数のグループ制、あるいは部署になっていて、ステップアップする未来が見えているのか、体制を改めて確認する必要があります。
・メンタルケア対策
会社を辞めてしまう理由は仕事に対しての不満、同僚に対しての不満、上司に対しての不安など様々です。
新入社員の立場に立って、どんなことに悩んでいるのか常にアドバイスや相談に乗れる時間を設けることが必要です。
仕事に追われると社員のメンタルケアができなくなってしまう会社も多いですから、そういった時間を普段から設けているのか、とても大切です。